よくあるご質問については下記をご覧ください。その他、ご不明点などがございましたらご連絡下さい。
小笠原諸島について
東京から約1,000km南に位置する小笠原諸島は、「海洋島」と呼ばれ、これまで一度も大陸と陸続きになったことのない島々です。人が居住しているのは父島と母島で、両島を合わせても島民人口はおよそ2,500人ほどの島々です。
観光で訪れるお客様の目的は、ダイビング、シュノーケリング、釣り、トレッキング、その他のマリンアクティビティなど多岐にわたります。共通して言えるのは、自然の中で楽しむ屋外のアクティビティが中心であるということです。
ダイビングにおいては、毎年東京で開催されるダイビングの祭典「マリンダイビングフェア」において、「初めて行きたい国内エリア」部門で常に上位にランクインしており、日本中のダイバーの憧れの地となっています。また、年間を通じて何度も足を運ぶリピーターの方も多くいらっしゃいます。
ダイビング目的での小笠原への交通手段は、小笠原海運の定期船「おがさわら丸」のみとなっております。
船は東京の竹芝桟橋(JR浜松町駅・北口より徒歩7分、ゆりかもめ竹芝駅近く)より、11:00に出港します。その後24時間の船旅をへて、翌日父島・二見港に到着します。通常では1週間(6日間)に1便しかありません。
船が父島についてから停泊をしますが、この期間のことを「入港中」といいます。逆におがさわら丸が東京へ出港後、父島へ戻ってくるまでの間を「出港中」といいます。夏季の一部の期間は「着発」といわれ、3日〜4日に1便の運航スケジュールとなります。※「着発」とは、おがさわら丸が11:00に父島二見港に到着して、同日15:30に出発する便のことです。
詳しくは下記リンクの小笠原海運のホームページから、「時刻表•運行」スケジュールをご覧ください。
下記のリンクから小笠原海運のページをご覧ください。チケットについては小笠原海運へお問い合わせ下さい。小笠原海運から「おが丸パック」という商品もあり、「船のチケットの手配」+「宿の宿泊のご予約」がセットになっているものもございます。
※小笠原に来島される際は、「船のチケットの手配」「宿の宿泊のご予約」「アクティビティのご予約」の3つを段取り、予約を行う必要があります。
台風の影響など自然現象により予定していた便が欠航/日程変更となる場合もございます。その場合は小笠原海運からお電話などでご連絡がいきます。小笠原海運から通知が来た際は、弊社までご連絡頂くようお願いいたします。
※おがさわら丸の運航の変更によりダイビングができなくなった場合や、自然環境の悪化に起因しダイビング自体がキャンセルになった場合のキャンセル料はいただいておりません。
父島には七島信用組合、郵便局があり、それぞれにATMが設置されています。
ATMの利用時間は下記の通りです。コンビニはありませんので、営業時間にご注意下さい。
・七島信用組合:8:45~17:00(土・日は9:00~17:00)
・郵便局 :9:00~17:30(土・日・祭日は9:00~17:00)
メイン通りにはスーパーが2件あり、飲食店も20件以上あります。町中にはお土産物屋・雑貨屋・宿などが集まっています。(コンビニや、本屋、電気屋、服屋などはありませんが、基本的には観光で来られた方が、来島中に困ってしまう様なことは無いかと思います。)飲食店などにつきましては、下記リンクから小笠原観光協会のホームページをご覧ください。
島内の物価ですが、内地に比べればやや割高で、基本的には定価販売です。小笠原のリピーターで素泊まりの宿を選んでいる方や長期滞在の方は、食料を内地(東京)から送り持ち込んで過ごす方もいらっしゃいます。
ダイビング機材のお預かりが可能です。ご来島予定の便の「2便前」の便か、それ以前の便で、機材を店舗まで発送下さい。
※お客様が来られる便と同じ船便で機材を発送してしまうと、荷卸しが間に合わず、到着初日のダイビングに間に合わなくなってしまいますので、ご注意ください。スケジュールについては小笠原海運のホームページからご確認下さい。
発送の際は「ヤマト運輸」で送っていただくのがスムーズです。(東京都扱いとなり、特別な離島料金等は掛かりません。)送り先はお問い合わせ下記に記入されている会社情報をご覧ください。また伝票にはツアー予定日(使用日)をご記入頂けると助かります。届いた機材は、ショップでツアー日まで保管させて頂きます。
ご心配な場合はお問い合わせください。
父島の滞在中について
【父島入港日のダイビングスケジュール】
おがさわら丸が定時の11時に父島に入港した場合は、12時にお宿にピックアップに参ります。(変動がありました際はご連絡致します。)
おがさわら丸から下船されたら『シーズナル』の看板を持ったスタッフがおりますので、お声がけ下さい。
ご挨拶させて頂き、正式なピックアップ時間をお伝えします。
お宿にピックアップ後、2ダイブしたら港へ戻り、16時前後にツアー終了となります。
ご希望によってはその後、ビーチでサンセットダイブやナイトダイブなど追加のダイビングを行う事が可能です。
【中日(1日ツアー)のスケジュール】
8時〜8時30分の間で、お宿にピックアップに参ります。時間は前日までにお伝え致します。
午前中に2ダイブしたらお昼休憩し、午後に1ダイブして港へ戻り、15時〜16時前後にツアー終了となります。
ご希望によってはその後、ビーチでサンセットダイブやナイトダイブなど追加のダイビングを行う事が可能です。
【父島出港日のスケジュール】
7時45分(又は8時)にお宿にピックアップに参ります。宿をチェックアウトされた後のお客様は、ショップにて大きなお荷物の一時的なお預かりが可能です。
2ダイブしたら港へ戻り、昼の11時〜12時前後にツアー終了となります。
ダイビング後はご自身の機材を町中のショップで洗って頂く事が可能です。また、機材の発送手続きも可能です。(【ダイビング最終日、機材はどうするの?】をご覧下さい。)その際にはご希望により、ログ付けを行います。
ダイビングが最終日のお客様は店舗または船内でご清算をして頂き、ツアー終了となります。
ご自身の機材については、お持ち帰りの方法が3通りございます。おがさわら丸の出港日に潜られる方は、ご希望の方法をお知らせ下さい。
⑴【機材を手持ちで持ち帰る方法】・・・出港日に潜り、その機材を手持ちで船に持ち込みたい場合。
ご自身の宿や当ショップで機材を洗って頂き、出来る限り乾かした後にパッキングし、手持ちでおがさわら丸へ積み込む方法です。竹芝到着後すぐに機材を使う予定の方はこちらをお選びください。場合により、竹芝到着後に最寄りのコンビニからご自宅に機材を送る手段もあります。
⑵【機材を当日便でご自宅へ発送する方法】・・・出港日に潜り、その機材を発送する場合。
ショップで機材を洗って頂き、出来る限り乾かした後に、スタッフがヤマト運輸にて(お客様と同じ便に乗せて)ご自宅まで発送する方法です。完全に乾かし切ることはできませんが、お客様と同じ便で運送することが可能です。着発時期などは対応出来ない事もありますので、ご相談ください。
※【出港日にダイビングをしない方へ】機材を送りたい方は、出港日の朝当日に直接輸送業者に持ち込み、発送手配をするのがお勧めです。これにより機材をお客様と同じ便に乗せて運送することが可能です。郵便局は8時〜10時、ヤマト運輸へは9時〜11時の時間内に受付が可能です。
⑶【機材を次の便でご自宅へ発送する方法】・・・お客様が帰られる次便かそれ以降で発送する場合。
ショップで機材を洗って頂き、スタッフがお荷物をお預かりします。その後機材が完全に乾いた後にスタッフがパッキングし、ヤマト運輸にて、ご自宅まで運送する方法です。(こちらは、基本的にお客様が帰られる翌週以降の便でお送りします。すぐに機材を使う予定のない方や、時間に余裕のある方に限ります。)
父島周辺でいえば、岩礁域と珊瑚の入り混じったエリアをはじめ、全面的にサンゴに囲まれたエリア、海流のほとんど掛からない湾内、チェックダイブにも最適な沈船、海流に乗りながら砂地沿いをドリフトするエリアなど・・・30ヶ所以上のポイントがございます。
時期により遠征を行う「ケータ列島」にも様々なポイントがあり、最も有名な「マグロ穴」は、ダイナミックな地形の下にイソマグロが泳ぎ回ります。
小笠原諸島は野生の鯨類が住みつく大海原の離島です。ダイビングの休憩時間やポイントの移動中に、運が良ければ、「ミナミハンドウイルカ」や「ハシナガイルカ」をウォッチング出来るかもしれません。タイミング次第では見られないこともありますので、あらかじめご了承ください。野生の生き物ですので、基本的に負荷を掛けない範囲で観察をします。
「ザトウクジラ」のウォッチングシーズンは、12月~5月頃となります。この時期に限り、出産や子育てを目的として小笠原近海へやってきます。休憩時間やポイントの移動中にクジラがいた場合は、離れたところからゆっくりと観察をします。
リクエストによっては、ダイビングの合間に約1時間程のスケジュールで、南島のご案内が可能です。上陸可能な際は、1航海の中で海況に合わせて、最適なタイミングを選び判断します。また、シュノーケルを着用し、泳ぎながらの上陸となります。
ダイビングがメインのツアーですので、海峡やタイミングによってはお答え出来ない場合もございます。また、上陸禁止期間などもございます。希望される方は、ご予約時にお知らせください。
ガイドはPADIのインストラクターの経験を積んでおります。出来る限りゲストの気持ちを取り組み、スキルに対してサポートはさせて頂きます。申し込みの段階で、ご不安点をお伝え頂ければと思います。
1年以上のブランクなどの理由により、ダイビングの講習で行った「水中へ潜ること〜水面まで上がること」の想像ができずイメージが掴めないという方は、一度(本土で)ダイビングを経験して頂いてから、ご来島頂くことをお勧めさせていただきます。(どこに行けばいいのか分からないという方には、お住まいの地域に合わせてショップのご紹介もいたします。)
また、不安を感じている方には(ライセンスを取得されている方でも)体験ダイビングとしての受入れが可能です。この場合はゲスト数が1名〜2名の少人数ですので、安心してダイビングを行うことが出来ます。
以上は「せっかく来られた小笠原の海を、十分に楽しんで頂きたい」という理由からのご案内となります。ご理解頂ければと思います。
ケータ列島(嫁島〜媒島)へは片道でおおよそ50km、湾からボートを北へ走らせ、約2時間ほどの場所に位置します。主には嫁島への遠征となりますが、潮汐の関係などによっては媒島より北へ行く場合もあります。また、主には2ダイブとなります。
ケータ遠征は、ゲスト様のリクエストに合わせ開催を検討いたします。遠征時期は基本的には海況が落ち着いた6月〜8月となります。また、各便により開催可能かどうかを海況・状況を見て判断させて頂きます。海況不良の場合は遠征を中止し、島周りでツアーを行います。
ポイントはドリフトがメインであり、潜って頂くには一定のスキルが必要となります。スキルの判断についてはガイド側がさせて頂きます。(①水底に潜る〜②水中を泳ぐ〜③安全停止で止まる〜④水面に上がるまでを、ご本人様が想像する事ができて、かつスムーズに行えること)
また、スケジュールとしては、入港日の翌々日の1日ツアーでの開催となります。(場合により、入港翌日の場合もございます。)
安全上の理由から、ケータ遠征当日だけのご予約は承っておりません。遠征をご希望の方は、基本的には入港日から3日間〜のご予約をお願いいたします。